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布団の数え方は枚?組?床?正しい使い分けを徹底解説!

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かずえ

布団の数え方、なかなか情報が見つからない?

布団の数え方の基本は「枚(まい)」です。ただし、掛け布団と敷き布団をセットで表すときは「組(くみ)」、寝床として数えるなら「床(しょう)」を使うのが正解。

本記事では布団の数え方をシーン別に解説し、間違いやすい例や英語表現までわかりやすく紹介します。


目次

1. 布団の数え方は「枚」が基本!

1-1. 結論:布団は「一枚」「二枚」と数える

まず結論からお伝えすると、布団の数え方の基本は 「枚」 です。
布団は大きな布を重ねて作られた寝具で、形状が平たいことから、タオルや毛布と同じく「枚」で数えるのが自然です。

たとえば「布団を二枚敷いた」「掛け布団を一枚かける」という表現は、日常的に誰もが違和感なく使っているでしょう。特に単体の掛け布団や敷き布団を数えるときは「枚」を使うのが最も一般的で正しい表現です。


1-2. 組・床・重ねとの違いと正しい使い分け

しかし、布団は「枚」以外にもさまざまな助数詞が存在します。それぞれの違いを表に整理しました。

数え方使われるシーン例文
枚(まい)基本の数え方。布団1つを指す布団を一枚敷く
組(くみ)掛け布団+敷き布団のセット布団一組を購入した
床(しょう)寝床全体を指すとき一床分の布団を用意する
重ね(かさね)複数枚を重ねる状態布団を三重ねする
揃い(そろい)完成された寝具一式婚礼布団一揃い

ポイントは、「」が個別、「」「揃い」がセット、「」が寝るスペース、「重ね」が枚数の重なりを強調する場面に使われることです。


2. シーン別に見る布団の数え方

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布団の数え方・枚と組

2-1. 掛け布団・敷き布団をセットで数える場合

掛け布団と敷き布団を合わせて「一組」と数えるのは、布団の販売や寝具店でよく見られる表現です。
「布団一組を買う」といえば、掛け布団と敷き布団がそろった状態を意味します。婚礼布団や来客用の布団をそろえるときも「一組」が基本です。


2-2. 寝具一式や寝床を表す「組」「床」「重ね」

実際に布団を敷いて「寝床」として表す場合には「一床(いっしょう)」と数えることがあります。旅館業界や介護施設などで使われることが多い表現です。

また、布団を重ねる場合には「三重ね」といった言い方もあります。たとえば「寒いので布団を二重ねにする」といった表現です。


3. クイズで確認!布団の数え方

3-1. Q1. 掛け敷きセットを買うときは「一組」?

→ 正解は 「一組」
掛け布団と敷き布団を合わせて販売されているときは「布団一組」という表現が正しいです。


3-2. Q2. 布団を三枚重ねた場合はどう数える?

→ 正解は 「三重ね」または「布団三枚」
枚数を数える場合は「三枚」、重なりを強調する場合は「三重ね」と表現します。状況に応じて言葉を選びましょう。


4. 間違いやすい布団の数え方例

4-1. 「一着」「一足」と表現してしまう誤用

布団を衣服のように「一着」、靴のように「一足」と表現するのは誤りです。衣類は「着」、靴や靴下は「足」で数えるため、布団に使うと混乱を招きます。


4-2. 「枚」と「組」「床」を混同しやすいケース

日常会話では「布団を一枚買った」と言っても通じますが、実際には掛け布団だけか敷き布団だけを指すことになります。
一式をそろえた場合は「一組」、旅館の寝床を表現するなら「一床」と言い分けましょう。


5. 布団の数え方の背景と英語表現

5-1. 助数詞に表れる日本の文化的背景

日本語の助数詞は、対象の形や用途に応じて柔軟に変化します。布団は平たい形状を持つため「枚」が基本ですが、寝具という生活文化に根付いているため「組」「床」「揃い」といった多様な数え方が生まれました。
これは、日本人が生活の細部まで言葉で丁寧に表現してきた文化の表れと言えるでしょう。


5-2. 英語では “a futon” “bedding set” と表現

英語では布団を単体で数えるときは “a futon”、セットを表すときは “a bedding set” と表現します。
日本語のように「枚」「組」「床」と助数詞を細かく分ける文化は英語にはなく、対象をそのまま名詞で数える点が大きな違いです。


まとめ|布団の数え方を正しく覚えよう

布団の数え方の基本は「一枚」。
ただし、掛け敷きセットは「一組」、寝床全体は「一床」、複数重ねる場合は「二重ね・三重ね」と使い分けます。

  • 個別 → 枚
  • セット → 組・揃い
  • 寝床 → 床
  • 重ねて → 重ね
かずえ

実は意外とシンプルな違いでしたね!明日から使いこなして見ましょう!

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